神楽坂で食事をいただいた後や石畳散策の休憩に、まったりとできる喫茶店があれば嬉しいものです。
神楽坂周辺にはチェーン展開をしているカフェが多くありますが・・・
せっかく神楽坂に来たのだから、普段とは違ったお店にも足を運んでみてはいかがでしょうか!?
今回は「これぞ喫茶店」的な純喫茶「トンボロ」をご紹介させていただきます。
小説のワンシーンに立ち会ったかのような感覚
まず、神楽坂駅の「神楽坂口」を出て飯田橋方面に坂を下って行くと100円ショップがあります。

そして100円ショップがある角には、こんな可愛らしい看板が!そう、今回お目当ての喫茶店「トンボロ」になります。
この角を左に曲がって少し進むと、年季の入った建物が見えてきました!

建物を見る限り相当古く、入るのに勇気が要りますが・・・
そこは頑張ってドアを開けてみましょう!
そしてドアの先には・・・
店主の「いらっしゃいませ」の言葉以外は、静寂な空間が広がります。
カウンター席とテーブルが数席と小さなお店で、建物は古いですが清潔な店内。

更に木の内装で薄暗いですが、窓から光が差し込んできて・・・
その光が何とも幻想的であり、映画や小説の1シーンに立ち会ったかのような感覚にさせてくれます。
ワクワクドキドキしながら席に着きます。
メニューを見ると、トースト(サラダ付き)やサンドウィッチなど「これぞ喫茶店!」と言ったメニューがあります。
ブレンド珈琲は、酸味のあるAブレンドと苦みのあるBブレンドの2種類。
今回はAブレンドを注文。

Aブレンドは酸味がとても強く、昔の喫茶店でよく出されていた酸味です。
最近の喫茶店では酸味の強い珈琲はあまりないので、珍しいなという印象ですね。
そして、窓から差し込む光・木の内装・ブレンド珈琲がマッチして、これが何とも心地良く、都会の慌ただしさから解放され時間が止まったかのような感覚にさせてくれます。
隣は息子さんが経営する「Cafe SKIPA」

ふと店内を見渡すと、壁には大きな穴が!
店主も行き来しており、何があるとかと思ったら・・・

隣は息子さんが経営する「Cafe SKIPA(カフェスキッパ)」となっています。
穴を抜けて隣のお店に行くことができる、お茶目な家族経営の喫茶店です。
Cafe SKIPAでは、定食・カレー・プリンなどもいただけます。
最後に
さてさて、そんな感じで時間から解放されてのんびりと珈琲をいただきお店を出ます。
薄暗い店内に居たので・・・
お店を出ると太陽の光が眩しく、急に現実の世界に戻ってしまいました。
そんな素敵な喫茶店ですので、神楽坂に来た際には一度お越しあれ!?
【トンボロの概要】
- 住所:東京都新宿区神楽坂6-16
- 電話番号:03-3267-4538
- 営業時間:月~土 11時 ~ 23時30分、日・祝 10時 ~ 18時
- 定休日:不定休