東京の朝の通勤ラッシュ。東西線も非常に混雑しますが、そんな朝の通勤ラッシュでも始発の駅に住めば座って通勤・通学が可能。
東西線で考えてみると、始発駅は「中野」と「西船橋」だと思われがちですが、西船橋から中野方面に向かう電車の始発駅は「西船橋」だけではなく時間によっては・・・
「妙典」が始発になるのです。
西船橋から中野方面に向かう電車は非常に混む上に、西船橋と妙典が始発駅になると言うトラップ。この妙典始発を巡っては、大変な座席争奪戦に!
更に座席争奪戦の凄いところは、皆さんきちんと整列して並んでおり、日本人らしいマナーの良さの中での争奪戦なのです。
そのため本記事では、妙典は住みやすいか?と妙典始発に関する電車の「乗り方」と「ルール」もあわせてご紹介致します。
妙典は新しく綺麗で魅力的な街

妙典の駅は2000年に開業した新しい駅になります。
そのため駅を降りると、イオンや映画館が入る大型ショッピングセンターがあり非常に便利。街は綺麗に整備されており、小さい子供も多く住みやすそうな印象。
妙典の賃貸マンションの相場は、
隣の行徳や原木中山と比べると少し高いのですが、東西線全体で見るとかなり家賃相場は安くなっています。
妙典始発には独自のルールがある
そして、妙典も始発電車が走ります。始発に関しては「独自のルール」が!
それは、電車が物凄く混雑するため「整列乗車をして座席を取る」と言うルール。駅のホームに並ぶ際に、このような注意書きが。

まずは、〇がある場所に3列で整列乗車をする必要があるのですが・・・
この列は「2組」あります。
そう!
この写真の「始発が発車したら右へ移動してください」とは・・・
2組目の列のことで、1組目が乗り終わったら次の始発電車に乗れるのです。このため、始発電車に乗るためには時間が掛かるのです。
ちなみに時間ですが、以下の赤いマーカーを引いた時刻が「妙典始発」。
妙典始発は約10分間隔。例えば、7時20分に妙典駅のホームに到着した場合、24分始発は1組目に取られますので、乗れるのは早くても34分になります。
到着する電車はワイド車両で座席数が少ない
更にもう1点注意することが・・・
妙典始発の電車は、通常よりも座席が少ない「ワイド車両」の電車が到着します。
その理由は・・・
物凄く混む路線であることから、少しでもスムーズに乗り降りができるように、座席を少なくし入口を広くしているのです!これにより、列の後ろに並ぶと座れない可能性も・・。
妙典始発に乗るためには、かなり電車を待つ必要があり時間が掛かるので注意が必要です。
こんな感じでやっとのこと座席をゲットして、会社に向かいます。
最後に
首都圏に住むには、家賃相場、朝の電車の混み具合、駅の周辺環境など総合的に勘案する必要がありますが、全ての条件を満たすことは難しいのが現実。ただ、妙典は周辺の駅と比べても総合力が高い駅と言えます。
妙典での座席争奪戦に勝利できれば、朝の苦痛な通勤ラッシュ問題もクリアできます。そうすれば、妙典は住む駅の候補の1駅になりそう。