東京で生活していると地方の新鮮な食材や料理・その土地の風土が恋しくなります。
そして改めて、田舎や出身県の良さに気が付くもの。そんな時には、地方のアンテナショップに行くとその土地の美味しい物や伝統と出会えて新しい発見があります。
・・・と言うことで、日本橋にある滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」を訪問しましたので、その模様をご紹介致します。
日本橋周辺のアンテナショップはどこもスタイリッシュ
東京にあるアンテナショップと言うと、有楽町にある東京交通会館が有名。
しかし、日本橋周辺にも実は多くのアンテナショップがあるのです。
- ここ滋賀
- 日本橋ふくしま館
- 日本橋とやま館
- 富士の国やまなし館
- 三重テラス
- おいでませ山口館
- 日本橋長崎館
- ブリッジにいがた
- 日本橋室町すもと館
アンテナショップは有楽町だけでなく、日本橋も激戦区。

滋賀県のアンテナショップ「ここ滋賀」は、日本橋B6出口のすぐ目の前。2017年10月にオープンしたお店です。
日本橋の一等地に堂々と構える店舗は、とんでもなく家賃が高いだろうなと余計な心配をしてしまいますが・・。
日本橋周辺のアンテナショップは、新しくオープンしたお店やリニューアルするお店が多く、どこも綺麗でスタイリッシュ。
一方で、同じような雰囲気になってしまっています。
ここ滋賀は、その中でも差別化を図るため、広めの店舗を活かして、1階は地酒バー、2階はレストラン、3階はテラスを設けています。
1階は地酒、お菓子、冷凍食材、雑貨などが並びます。
オススメはびわこ文具
滋賀県と言えば、小説「成瀬は天下を取りに行く」で大津市が有名となりましたが、ふと目を向けると・・・

と、飛び出し坊や!
飛び出し坊やは、子供が道路に飛び出して事故を起こさないように、ドライバーに注意喚起をしている看板のことです。
なぜ滋賀県のアンテナショップに!?
・・・と思い調べてみると、
滋賀県東近江市でこの飛び出し坊やが考案され全国に広がったようです。たしか、映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」でも飛び出し坊やが活躍していました。
小さなコーナーの一角に、飛び出し坊やが付箋として売られています。ここ滋賀では、琵琶湖をモチーフにした「びわこクリップ」、「びわこマスキングテープ」、滋賀県発祥の「飛び出し坊やの付箋」などを「びわこ文具」として販売しています。
シュールなデザインで面白い。

ちなみに、付箋を立てると電柱から坊やが飛び出して来る仕様に。(笑)
・・・即決で購入。
最後に
やはりアンテナショップの魅力は、地方発の面白い商品や美味しい食べ物との出会いですが、今回は食べ物や地酒よりも、飛び出し坊やの可愛さに惹かれてしまい、思わず付箋を買ってしまいました。
こんな地方発の意外な発見があるのもアンテナショップの楽しみです。
【ここ滋賀の概要】
- 住所:東京都中央区日本橋2-7-1
- 電話番号:03-6281-9871
- 営業時間:10時 ~ 20時(地酒バー、レストランは23時まで)
- 定休日:12月31日~1月3日
