東京メトロ東西線の「竹橋駅」に着くと、「竹橋~♪毎日新聞社前です~♪」というアナウンスが流れます。そのため、「竹橋=毎日新聞社」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし実際には、竹橋はオフィス街の印象が強く、観光やおでかけで降りる機会が少ない駅のひとつです。「竹橋駅の周辺には何があるの?」「観光できる場所はある?」と気になる人も多いはず。
そこで本記事では、竹橋駅周辺の観光スポットや見どころ、おすすめの立ち寄りスポットをわかりやすくご紹介します。知られざる竹橋の魅力を詳しく解説します。
竹橋ってどんな街?
竹橋の場所は「東京都千代田区一ツ橋1丁目1-1」。皇居の北側のエリアで、駅の直ぐ側には皇居。更に駅から数分歩くと九段下や大手町になります。
このため、東西線の竹橋駅として見た場合、かなりせまい範囲になります。
そして、駅のアナウンスがある通り・・・

駅直結のビルには毎日新聞東京本社があります。

この毎日新聞東京本社が入るビルは、黒が特徴的なデザインの「パレスサイドビルディング」。
レストランやカフェ、更にダイソーなど多くの店舗が入っています。竹橋周辺にはほとんど飲食店がないので、こちらで食事を頂くことになりますが、このビルに入るレストランやカフェは、土日祝日は定休日です。
竹橋に遊びに来た際、ちょっとカフェで休憩と思っても、どこも閉まっており、周辺にもお店はありません。路頭に迷うことになるので注意して下さい。
なお、少し歩けば大手町や九段下に行けます。
竹橋の橋について

そして1b出口を出ると、お目見えするのが駅の名前の由来になった「竹橋(たけばし)」。
江戸時代以前から架けられていた歴史のある橋で、元々は、竹で編んだ橋が架かっていたことから、竹橋と名付けられた模様。1993年に補修され、現在のアーチ型の石橋となっています。
皇居周辺は人気のランニングコースとなっており、平日、休日、時間を問わず、竹橋にも多くのランナーが走っていました。ちょうどこの橋もランニングコースとなっています。
ちなみに、お濠はかなり汚いです・・。
そして、竹橋を渡ります。
竹橋の観光スポットについて

真っ直ぐ進んで、「紀伊国坂(きのくにさか)」と呼ばれる緩やかな登り坂を歩くと・・・

「東京国立近代美術館」があります。
東京国立近代美術館は、明治時代後半から現代までの近現代美術作品が展示されている美術館。収蔵品は約9,000点。
「本館」、「フィルムセンター」、「工芸館」から構成されています。本館はブリヂストン創業者の石橋正二郎が寄贈。工芸館は重要文化財に指定されている美しい建物です。
そして、東京国立近代美術館を訪れた後は・・・

隣に「国立公文書館」があります。
国立公文書館は、歴史的に重要な古文書や公文書が保存されている施設。一般にも公開されているので閲覧することもできます。ただ、日曜日、祝日、月曜日は休館日なのでご注意を。
明治時代以降の公文書が60万冊、旧内閣文庫が53万冊が保管されているとのこと。
竹橋駅に降りると、この辺りが訪れる場所になります。
竹橋の観光スポットのまとめ
さてそんな訳で、「竹橋の観光スポットは?竹橋に来たらどこに行く?」をまとめると以下のようになります。
なお、隣駅の街の情報についても詳しく知りたい方は、
【驚き!大手町に天然温泉があるって知ってた?「SPA大手町」に行ってみた!】や、
【東京の絶景スポット!大手町から皇居・二重橋を実際に歩いてみた】を是非ご覧下さい。
