寒い冬が終わって暖かくなり桜が咲き始めた頃、気持ちも少し浮かれてくるもの。
そんな時ふと「お花見に行こう~!」と考えると・・・
上野公園は毎年もの凄い花見客でパニック状態ですし、しだれ桜で有名な六義園は入場制限がある程の混雑。
そこで、ゆっくりと桜を鑑賞したい方におススメなのが飯田橋近くにある「小石川後楽園」になります。
飲食禁止で人も少なく静かなので、ゆっくりとお花見を楽しむことができることから、今回は小石川後楽園のお花見についてご紹介させていただきます。
静かにのんびりとお花見ができる
小石川後楽園は、江戸時代に造られた庭園で、東西線飯田橋からは徒歩10分程度の場所にあります。
それでは、小石川後楽園に向かいましょう!桜の見頃の時期だけあって、朝の10時に到着しましたが既に先客がいました。

入園料300円を支払い庭園へ。
そして・・・

美し過ぎる満開の桜。写真を撮る人々。皆、桜に心を奪われています。

桜は多くの人々を魅了し、まさに日本人の心。この穏やかな景色に心が和む。

花びらが何とも可愛らしい。

庭園の造りは、池を中心にした「回遊式築山泉水庭園(かいゆうしきつきやませんすいていえん)」になっています。
池に映る桜はまた美しく、ほのぼのとした景色。高層ビルを背景に咲く桜や庭園からは東京ドームや丸の内線が見えます。都会ならではの庭園の景色でしょうかね。
高層ビルや東京ドームがせっかくの庭園の景色を台無しにしているとの意見もありますが、私は都会のオアシスにいる感じがあって、これはこれで結構好きです。
お花見の時期でも特段入場制限もなく、人が比較的少ないのでのんびりとした感じが良いです。
桜だけでなく自然を身近に感じられる

更に桜だけでなく、可愛らしい花や植物、泳ぐカモ達や水辺に映る鳥、などなど自然を身近に感じることができます。

その他、水面に映る様子と合わせると満月のように見える「円月橋(えんげつきょう)」や屏風のような「屏風岩(びょうぶいわ)」など見所が沢山あるので楽しめます。
小石川後楽園は、都会のど真ん中にある庭園だけあって高層ビルや東京ドーム、丸の内線に囲まれた独特の景色を楽しむことができます。

田舎とは少し違った庭園の鑑賞の仕方でしょうか。
最後に
小石川後楽園の最大の魅力は「空いている」と言うことに尽きます。
お花見は、ビール片手にワイワイ騒ぐのも良いですが、静かにじっくりと桜を鑑賞するのも、また楽しいものです。
なお、2025年の東京の桜開花予想は以下のとおりとなっています。
静かにお花見をするなら小石川後楽園がおススメです。
【小石川後楽園の概要】
- 住所:東京都文京区後楽一丁目
- 電話番号:03-3811-3015
- 営業時間:9時 ~ 17時 (入園は16時30分まで)
- 定休日:年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)