
日本橋は江戸時代に商人が軒を連ね発展してきたことから、現在でも三越や高島屋などの百貨店が並ぶ商業の街。
更には、銀行や証券会社が立ち並ぶ金融街で、日本の金融の中枢でもあります。
そこで今回は、商業と金融が交差する街「日本橋」について「実際に住むことはできるのか?」について検証してみたいと思います。
日本橋周辺には買い物スポットが沢山ある

日本橋は商業の街だけあって、三越や高島屋などの有名百貨店があるほか、コレド日本橋やコレド室町などの商業ビルもあります。
特にコレド室町は、3つの建物から構成されており、ショップ、レストラン、映画館など日本橋で勤務する人が仕事帰りに買い物できるお洒落スポットとなっています。
更に、隣の茅場町と並んで銀行や証券会社が立ち並ぶ金融の中枢の街。
駅から徒歩5分の場所には東京証券取引所があり、平日の9時から4時半まで施設を無料で見学することも可能。ニュースでよく観る東証Arrowsを生で見るとやはり迫力があり、日本経済の中心地であることを実感。
また、日本橋郵便局は「郵便局発祥の地」で、みずほ銀行兜町支店は元々「銀行発祥の地」であるなど、所々で日本経済の中心地であることも実感できる場所です。

そして、日本橋と言えば、やはり「橋」の日本橋。日本橋は道路の始点となる「日本国道路元標」があり「出発の地」とも言われています。
上空を高速道路が走っているのが残念ですが、勇ましく立派な橋。

東野圭吾氏の「麒麟の翼」に出てくる麒麟の像が立派な佇まいで、思わず見惚れてしまいます。
こんな日本経済の中心に住むのは何とも不思議な感覚ですが・・・
日本橋に住むことはできるのか?

日本橋に住むことはできるのかについて検証ですが、「東西線」の「日本橋駅」周辺に物件はほとんどありません。
実は日本橋に住む場合、居住エリアは別にあるのです!
日本橋は、大きく4つのエリアに分けることができます。
このエリアの内、東西線の日本橋は「兜町エリア」になり、住む場所はほとんど無く、住むのであれば隣の茅場町に少しあります。
居住エリアとしては、下町情緒が残る町人文化の「人形町・浜町エリア」となります。特に人形町は下町情緒ある街で、甘酒横丁は食べ歩きが楽しい場所。日本橋周辺で勤務する方には人気の場所となっています。人形町の最寄り駅は「日比谷線」の「人形町」となり東西線では無いので注意が必要。
ちなみに、私の知り合いに「横山町・馬喰町・東日本橋エリア」で育った方がいます。日本橋に住んでいる人が!とビックリして、「小学校にグラウンドとかプールってあったの?」と聞いてみると「グラウンドは狭いけどあって、土ではなく人工芝、プールは屋上」との答えが。
いやはや、田舎者の私には考えられない環境です。その方は、実家が日本橋で商売をしていたので、このエリアで生活してきたとのこと。
「日本橋に住むことはできるの?日本橋の住宅事情について」のまとめ
さてそんな訳で最後に本記事をまとめると、以下のとおりとなります。