
神楽坂は山の手銀座と呼ばれ発展した街で、高度成長期には多くの政治家が料亭を利用した花街になります。
元々花街であったことから神楽坂商店街には多くの飲食店があり、更にフランス人学校ができたことで、フランス人が多く住みフレンチのお店も多数。
路地裏を歩くと隠れた名店もあり、街歩きをするだけでも様々な発見がある楽しい街。そんな神楽坂に住むことはできるのか?住み心地は?
今回は神楽坂の住宅事情をご紹介したいと思います。
神楽坂は住みやすい場所なのか!?

神楽坂は景観規制があるため高い建物は少なく一本路地を入ると住宅街。一軒家だけでなく賃貸マンションも多くあります。
その中でも比較的賃貸マンションが多いのは、江戸川橋駅寄りの「中里町」や「関口」周辺。駅近では「矢来町」。ただ、神楽坂は土地が狭いため、建物が密集しており古い建物も多くなっています。
神楽坂の家賃相場ですが、
東西線沿線の他の駅と比べてみても神楽坂の家賃は高め・・。
次にスーパマーケットですが、駅周辺には以下のお店があります。
よしやとKIMURAYAは小型の店舗。

比較的大型のスーパーマーケットは、牛込神楽坂駅の直ぐ側のキッチンコートかJR飯田橋にあるsantoku。
また小さい店舗ですが、100円ショップやクリーニング屋もあります。ある程度お店も揃っているので生活する上でそれほど不便はありません。
神楽坂に住む場合の最寄駅は「神楽坂」か「飯田橋」
神楽坂の入口は「神楽坂商店街」になります。
この商店街入口の最寄り駅は・・・
東西線の神楽坂ではなく、JR総武線の「飯田橋駅西口」か東西線の「飯田橋」。
東西線の神楽坂駅は坂を上った先になりますので、神楽坂周辺の住まいを考える場合は、必ずしも「神楽坂」だけではなく、「飯田橋」も候補となります。
間違えないよう注意が必要。
神楽坂商店街の入り口周辺には、東京理科大学があり学生も多いので老若男女様々でいつも賑わっている印象。街全体に活気があります。

そして、神楽坂の一番の魅力は路地裏にある石畳でしょうか。
細い路地裏を散策すると・・・
こんなところにレストランが!?と言うことがよくあり、後で調べてみると、結構なお値段のする名店だったりします。

更に路地裏を歩くと・・・
「和可菜」の看板。旅館の「和可菜」は、締め切りに追われた小説家が缶詰になって原稿を書いていたそうです。実は神楽坂周辺には出版社も多くあります。
新潮社の倉庫を改装して作られた「ラカグ」などユニークな建物も。

このラカグは建築家の隈研吾氏が設計した大階段が特徴の建物。
ファッション・生活雑貨・カフェがある神楽坂の情報発信スポットで、作家を呼んでトークイベントなども行っています。

神楽坂の中心は「毘沙門天(びしゃもんてん)」。
この毘沙門天を中心に、青空フェスタ・ほうずき市・阿波踊り大会などのお祭りやイベントが開催されるなど神楽坂はお祭りが多い街でもあります。

ちなみに神楽坂駅近くには「赤城神社(あかぎじんじゃ)」もあります。
こちらも隈研吾氏がデザインした非常にお洒落な神社。スタイリッシュな境内で更にはカフェも併設。しかもマンションもあります。赤城神社と同様に隈研吾氏のデザインでモダンなマンション。
そのマンションを検索してみると、パークコート神楽坂と言うマンション。分譲賃貸で1LDKから3LDKの間取り。1LDKでも200,000円。(高)神社の境内にあるマンションは緑が多く静かで人気ですが、ここのマンションも人気があるようです。
このようなデザイナーズマンションも神楽坂にはいくつか見受けられます。
「神楽坂に住んでみたい人必見!街の魅力と住宅事情を解説」のまとめ
に最後神楽坂についてまとめると以下のとおりとなります。神楽坂でのお住まい、いかがでしょうか!?