北九州でPASMO・Suicaは通用する？門司・小倉の利用可能エリアを調査！

毎回切符を買わずにお金をチャージして乗り換えができるのが「交通系ICカード」。

東京メトロではPASMO（パスモ）、JR東日本ではSuica（スイカ）と呼びます。

このPASMOやSuicaがあると、東京メトロ・JR・都営など鉄道会社が違っていても利用できるので電車の乗り換えがかなりラク。

更に電車だけではなく、コンビニやカフェなどの支払いでも利用できるので、小銭を持たなくてもよく支払いがスムーズ。

ふと、他の県でPASMOやSuicaは使える？

観光で門司や小倉に行った場合に、全国にチェーン展開しているお店以外でPASMOやSuicaは使える？そんな疑問が。

そこで、門司や小倉のPASMO・Suicaの利用状況を調べてみましたのでご紹介致します。

PASMO・Suicaを始めとする交通系ICカードについて

まずPASMOを始めとする「交通系ICカード」は、鉄道会社や地域ごとに様々な種類のカードが発行されています。

様々な種類のカードが発行されると分かり難いのですが、この交通系ICカードは2013年3月より全国相互利用が可能になりました。

そのため・・・

上記10種類のうち、どれか1枚を持っていれば鉄道会社関係なくICカードが利用可能で、電車に乗り降りすることができるのです。

そして・・・

以下の「交通系電子マネーご利用になれます」が目印の交通系ICカードのマークがある場所は、PASMOの利用が可能な場所となります。

（出典）http://www.nittohmall.com/images/mallguide/140501_01.jpg

更に鉄道だけでなく、観光施設なども交通系ICカードと提携しているので、PASMO・Suicaの利用はこのマークが目印となります。

以上を踏まえて、交通系ICカードの利用可能な場所を〇×で示してみました。

なお、利用可否は2025年3月7日時点の確認となります。また、この〇×は交通系ICカードの利用ができるかどうかで、現金のチャージ可否などは考慮していません。

まずは、門司や小倉の北九州における公共交通機関の交通系ICカードの可否はこのようになります。

九州の中心である福岡県は公共交通機関が発達しており、中心地の福岡市内はPASMO・Suicaが問題なく使えますが、福岡市内だけでなく、門司・小倉の北九州市内においてもPASMO・Suicaは利用できます。

なお、PASMO・Suicaは使えませんが、北九州市営渡船の若戸渡船は若松地区と戸畑地区を結ぶ船で運賃は100円。小倉航路は小倉北区の本土側と馬島・藍島を結ぶ航路で運賃は800円になります。

続いて、観光地での交通系ICカードの可否は以下のとおりとなります。

【門司】

【小倉】

【その他】

北九州市内においては、キャッシュレス化を進め2024年3月より多くの観光施設でキャッシュレス決済ができるようになりました。

このため、門司・小倉においても多くの場所でPASMO・Suicaが使えるようになっています。

以上のように、門司・小倉の観光地においては、レトロな街並みとは対照的に街全体でキャッシュレス化に取り組んでおり、交通系ICカードも普及しております。

これまでは、東京、大阪、名古屋と言った大都市圏でキャッシュレス化が進んでいましたが、更に近年では観光地が街をあげてキャッシュレス化に取り組んでいます。

門司や小倉においても、そのような場所の一例で、PASMO・Suicaが問題なく使える場所となっております。