東京の神社やお寺のキャッシュレス状況を検証!初詣でSuica・PASMOは使える?

神社・お寺のキャッシュレスの状況について、結論としては、伝統や宗教的な意味を大切にした現金文化が続いていることから、キャッシュレス化が進んでいる神社・お寺はまだ限定的です。

キャッシュレス化が急速に進む日本では、コンビニやスーパーだけでなく、観光地でも電子マネーやQRコード決済の導入が広がりつつあります。

特に東京は観光客が多く、利便性を求めてキャッシュレス対応が一層進んでいますが、神社やお寺でSuica・PASMOが使えるのか?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。初詣のお賽銭、お守りや御朱印の購入がキャッシュレスでできれば便利です。

本記事では、東京の神社やお寺におけるキャッシュレス状況やSuica・PASMOが実際に使えるのか詳しく解説します。

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神社・お寺におけるキャッシュレス化の現状

日本の神社・お寺は長らく「現金文化」が基本でした。特にお賽銭は「投げ入れる」という行為そのものに意味があるため、電子化に慎重な意見もあります。

しかし、ここ数年で以下のような動きが見られます。

  • PayPayなどのQRコード決済でお賽銭ができるデジタル賽銭箱の試験導入
  • お守り、御朱印の支払いにクレジットカードや電子マネーを採用

PayPayでは、寄付団体用のビジネスアカウントがあり寄付を募れるようになりました。この仕組みが、お賽銭にも拡大しデジタル賽銭として導入されています。

なお、ユーザーがPayPayで寺社にお賽銭を納めることは「決済」ではなく「送金」という扱いになるようです。

東京でキャッシュレス対応をしている神社・お寺の紹介

増上寺

さて本題ですが、キャッシュレス化を進めている東京の神社やお寺は以下のとおりです。

名称キャッシュレスの状況
増上寺
(港区芝公園)
・デジタル賽銭(PayPay)
・安国殿(御守、お土産物、三縁クッキー)、会館寺務所(三縁クッキー)、徳川将軍家墓所(拝観料)、増上寺宝物展示室(入館料)でSuica・PASMO及びクレジットカードでの支払いが可能
豊川稲荷東京別院
(港区元赤坂)
・デジタル賽銭(J-Coin Pay)
天恩山五百羅漢寺
(目黒区下目黒)
・デジタル賽銭(PayPay)
愛宕神社
(港区愛宕)
・正月シーズン限定でデジタル賽銭(楽天Edyと楽天Pay)
・併設するカフェでは楽天Payでの支払いが

キャッシュレス対応をしている神社・お寺はあまりありませんが、早速、デジタル賽銭がどのようなものか増上寺を訪問してみました。

デジタル賽銭は、通常の支払いと同様にPayPayのQRコードを読み込ませて、寄付金額を入力します。一瞬で終わり呆気ない感じもありますが簡単に終わりました。

なお、PayPayを立ち上げて、QRコードを読み込み金額を入力するとなると、少し時間がかかるので、後に列ができている場合は、先にアプリを立ち上げて準備をした方が良いです。

また増上寺は、お守りなどをSuica・PASMOやクレジットカードで支払うことができます。

お守りや御朱印の支払いは、クレジットカードや交通系ICカードでの支払いに対応している所も増えてきています。

ちなみに、Suica・PASMOはデジタル賽銭には対応していません。現状、デジタル賽銭はQRコード決済のみになります。

キャッシュレスに関する利用時の注意点

キャッシュレスに関する注意点ですが、デジタル賽銭を導入している神社・お寺はほとんどありません。

また、常時対応ではなく「初詣のみ」や「イベント期間のみ」といった限定的な対応もあります。キャッシュレス導入を終了している可能性もあるため、必ず現金も持参する必要があります。

このため、最新情報の確認が必須で参拝前に公式サイトやSNSを確認した方が良いです。

今後の展望

愛宕神社

更に、今後のキャッシュレス対応の展望ですが、お賽銭については、集計作業の負担や盗まれるリスクなどがこれまで問題視されてきたことから、これらを解決する手段として、今後、デジタル賽銭は普及していく可能性が高いです。

また、政府や東京都はキャッシュレス比率の向上を目指しており、観光客受け入れの観点からも神社・お寺でのキャッシュレス対応は今後拡大すると考えられます。

東京の神社やお寺でのキャッシュレス状況に関するまとめ

最後にこれまでの内容をまとめると以下のとおりとなります。

  • 神社・お寺は、伝統や宗教的な意味を大切にした現金文化が続いていることから、キャッシュレス化が進んでいる神社・お寺はまだ限定的。
  • 増上寺などデジタル賽銭を導入している神社も一部ある。デジタル賽銭の支払い方法は、通常の支払いと同様でQRコードを読み込ませて金額を入力するだけで簡単。
  • お守りや御朱印の支払い、売店や併設する施設ではキャッシュレスが対応している場所もあり、Suica・PASMOの支払いも可能な場所もある。(デジタル賽銭はQR決済のみ)
  • これまでお賽銭の集計作業の負担や盗まれるリスクなどがあり、今後、デジタル賽銭は普及していく可能性は高いほか、インバウンド対応の一環としてキャッシュレスが拡大する見込み。

なお、SuicaとPASMOのどちらを利用したら良いかについて詳しく知りたい方は、【SuicaとPASMOの違いを徹底比較!東西線ユーザーはどっちがお得?】を是非ご覧下さい。

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