
東京に初めて来た方にとって、電車や地下鉄の乗り方はハードルが高く感じられるかもしれません。
特に東京の交通網は世界でも屈指の複雑さを誇ります。どの路線に乗ればいいのか、どうやって切符を買えばいいのか、乗り換えはどこでするのかと迷ってしまう方も多いはず。
本記事では、東京の電車・地下鉄の基本的な利用方法を、初心者にもわかりやすく解説致します。切符の買い方、実際の乗り換えルートまで、初めてでも安心して東京を移動できるようにご説明致します。
今回は乗り換え方法の例として、「大手町」から「浅草」までの行き方を解説致します。
結論:東京の電車はアプリでほぼ解決
東京は路線が多すぎるため、自力でルートを考えるのはほぼ不可能です。そのため、Googleマップや乗換案内アプリを使うのが前提になります。
まず東京に来たら必ず行うこと。
それは、電車の乗り換えアプリをスマホにダウンロードすることです。
事前準備:まずは乗り換えアプリを入れる
スマホに乗り換えアプリを入れる理由はシンプルで、東京は以下のように複雑だからです。
- 路線が多すぎる
- 同じ区間でも行き方が複数ある
- 料金・時間がルートごとに違う
例えば「大手町 → 浅草」でも、以下のように複数ルートがあります。
これを現地で判断するのはほぼ不可能なので、アプリは必須です。
大手町から浅草までの乗り換え方法(東京メトロ内の乗り換え)
今回は分かりやすい以下の2パターンをご紹介致します。
上段は、東京メトロ内で違う路線に乗り換えるパターン。
下段は、東京メトロから東京都交通局(都営)へと違う会社の路線に乗り換えるパターン。
まず始めに、上段の東京メトロ内で違う路線に乗り換えるパターンのご紹介です。
Step1 切符の買い方

電車に乗る入口の改札機の側に、このような「券売機」と「路線図」があります。
まずは、路線図で目的地までの値段を確認します。

今いる駅は黄色の「当駅」。
そして目的地の浅草の上に「170」と表示されています。なので、大手町から浅草までは170円。
更にこの路線図から、青色の東西線に乗って日本橋まで行き、黄色の銀座線に乗り換えて浅草まで行くことを確認します。

画面で一番上の「きっぷ」をタッチします。

そうすると、いくらの切符を買うか値段が表示されます。券売機に170円を投入し「170円」をタッチすると切符が出てきます。
ちなみに、どの券売機も1,000円札は使えますが、5,000円札と10,000円札が使えない券売機もあるのでご注意下さい。
Step2 改札の通り方
改札機の投入口に切符を通すと、一瞬で機械が読み取って投入口の先の出口から切符が出てくるので、出てきた切符を取ります。

なお、写真の一番左の改札機には切符の投入口がありません。
このようなICカード専用の改札機もあるので、投入口のある改札機を確認しましょう。切符を持ったまま、駅のホームに向かいます。
Step3 何番線に乗るかを確認
ここで迷うのが、「何番線に乗るのか」です。そんな時は、停車駅の表示を確認します。

駅のホームや階段にはこのような停車駅が表示されています。
これはサンプルになりますが、この表示を見ると、門前仲町から西船橋に向かうことが分かります。そしてこの表示には、停車駅に日本橋が表示されていません。
と言うことは、1番線ではなく逆側の2番線と言うことが分かります。駅のホームの柱にも停車駅の表が貼ってあるのでこちらでも確認できます。
ホームに到着したら、2列に並んで電車が来るのを待ちましょう。
Step4 車両の乗り方
ここで注意することは、電車が到着したら、いきなり乗り込んではいけません。

降りる人が優先となりますので、イラストのように出入り口の左右に分かれて、降りる人がいなくなったら乗り込みます。
東京の乗降マナーはきちっと守られています。座席は自由席なので空いている席に座ります。
ちなみに、時間帯によっては最後尾の車両が女性専用車両になります。男性は乗れないのでご注意下さい。
なお、電車を乗る際に気を付けることは、こちらをご覧下さい。
→【東京の電車マナー・ルール完全版|初めてでも困らない乗り方と注意点】
Step5 乗り換え路線の確認
そして、日本橋に到着したら降車。

ホームの階段を上がると、銀座線はこちらの表示があります。
東西線は青色、銀座線は黄色となり、路線によって色分けされています。そのため、路線名が分からなくても色だけ覚えていれば大丈夫。
この表示に沿って進み、先程と同じように銀座線の浅草方面のホームに向かいます。
後ほどご紹介する都営浅草線に乗り換える場合は、一度改札機を通して外に出ますが、今回は、東京メトロ内での路線の乗り換えなので、改札口内での移動のみ。銀座線の電車が来たら、乗り込んで目的地の浅草まで向かいます。
浅草に到着したら、再び改札機に切符を通して完了です!
ちなみに、通した切符は戻ってきません。
改札機に切符を通す際の注意点
間違って目的地までの値段より安く買ってしまった場合、改札機で不足金エラーで切符が返ってきます。(高く買った場合はそのまま通れますが、お金は返ってきません。)

その時は、改札機のすぐ側に「のりこし精算機」があります。
のりこし精算機に切符を通すと不足金額が表示され、不足分の金額を投入すると新しい切符が出てきます。
その切符を改札機に再び通すと外に出られます。
Step6 出入口を確認

最後に、改札口を出ると駅周辺のマップがあるので、目的地に近い出口を確認しましょう。
東京の駅はとても広いです。出口を間違って地上に出ると、目的地からとても離れており路頭に迷うことが多々ありますので確認した方が良いです。
【応用編】大手町から浅草までの乗り換え方法(違う会社の乗り換え)
続いて、応用編になります。
違う会社の都営浅草線に乗り換えるパターンです。
【応用編】Step1 切符の買い方

先ほどの改札口の側にある東京メトロの路線図の隣には、都営浅草線の路線図もあります。
こちらも併せて確認します。
浅草までは280円なのでお金を投入。

次に画面の左下の「都営線」をタッチします。
そうすると、東京メトロから都営線へ乗り換え可能となります。

280円をタッチして切符を購入。
【応用編】Step2 改札の通り方
同じように改札機に切符を投入して、日本橋に向かいます。日本橋に到着後、都営浅草線のホームに向かうのですが・・・
都営浅草線は東西線の東京メトロとは別会社。
このため、一度改札を出る必要があります。
ここで注意することが、乗り換え専用のオレンジ色の改札機に切符を通すこと。
この改札機に通すことで、乗り換えであることが認識され、また切符が出てきます。他の改札機に通してしまうと、日本橋で降りると認識されて切符は出てきません。そうなると、また切符を買い直す必要があります。(ICカードを利用する場合は、どの改札機を通過しても構いません)
そして、都営浅草線の矢印に沿って改札口に向かいましょう。
駅構内の注意点
どの駅も構内はかなり広いです。乗り換えホームまで、300メールから400メートルは普通です。
東京の人はよく歩きますし、早くホームに行きたいので歩くスピードも速いのです。
【応用編】Step3 何番線に乗るかを確認

都営浅草線の改札口に到着したら切符を通します。
先程と同じように停車駅を確認。終着駅が「浅草」ではなく「西馬込」となっています。
と言うことは、1番線ではなく、逆側の2番線に進みましょう。
電車に乗り込み・・・
目的地に到着!となります。
Suica・PASMOは使うべき?
東京に来たらSuicaやPASMOを使うべきか、結論としては、使った方が良いです。
電車移動で頻繁に乗るなら、Suica・PASMOは必須です。
「Suica・PASMOが全国でどこまで使えるのか」や、「SuicaとPASMOのどちらを利用したら良いか」について詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい。
→【Suica・PASMOは全国で使える?使える地域・使えない地域まとめ】
→【SuicaとPASMOの違いを徹底比較!東西線ユーザーはどっちがお得?ポイント・定期・使いやすさを解説】
なお、東京に行く予定がある方は、Suica・PASMOの利用可否だけでなく、宿泊先も事前に決めておくとスムーズです。
→【【ヤフートラベル】取り扱い施設数が約17000施設!!国内最大級宿泊予約サイト】
東京の電車・地下鉄の切符の買い方と乗り方ガイドのまとめ
以上が、東京での電車・地下鉄の切符の買い方、乗り方、乗り換え方法になります。
始めはかなり戸惑いますが、アプリで乗り換え駅を確認しながら電車に乗れば、問題なく目的地に辿り着けます。
東京に来て頻繁に電車に乗る場合は、Suica・PASMOを利用した方が良いですが、基本的な切符の買い方や電車の乗り方は以上となります。
なお、東京の観光スポットやレジャー施設は週末になると混雑することも多いため、「アソビュー!」で事前にチケットを予約しておくとスムーズに楽しむことができます。
→【旅行先での遊びや、週末のおでかけ先をお探しなら日本最大級のレジャー総合情報サイト「asoview!(アソビュー)」にお任せ】
また、以下の東京の地下鉄やJRの路線図をハンカチにした変わった電車グッズなどもあります。これがあれば、いつでも乗り換える路線が確認できる面白グッズです。ご興味があればこちらもどうぞ。
